
自宅にお米を保存されている方も多いと思いますが、お米を炊こうと保存袋を開けた瞬間に虫がいたというショックな経験をされた人もいると思います。
健康への効果が高く、ダイエットにも効果的と言われる玄米と、直ぐに食べれる白米の状態で保存をされている方に分かれると思いますが、玄米と白米ではどちらが虫がわきやすいと思いますか?
今回は、玄米と白米でどちらが虫がわきやすいのか、害虫がわく理由、お米を害虫から守るための対策などをご紹介します。
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虫がわきやすいのは玄米!?

保存条件が同じなら、増殖しやすいのは「玄米」の方だと言われています。「玄米は虫がわきにくい」と思っている方もいると思いますが、実際、害虫の多くは栄養成分が比較的高い玄米の糠(ぬか)の部分を好みます。その為、保存・管理状態が悪ければ害虫は繁殖してしまいます。
出典:http://www.komenet.jp/faq/ip57.pdf
なぜ?害虫がわくのか?
保管しているお米に、害虫が自然発生することはありません。考えられる原因としては、以下の原因が考えられます。
➀ もともとお米に虫が付着していた
② 保管状態が悪かった
③ お米の袋を食い破り侵入した
この中で、お米に虫がわく多くの原因は、もともとお米に虫が付着しておりその虫が、お米の保管状態が悪く繁殖しやすい環境だったため虫がわいたのだと考えられます。一般的に知られている「コクゾウムシ」は、コクゾウムシの特長として、象の鼻ような口でお米に穴を開けてその中に卵を産むため、お米の収穫時に卵を産みつけられていることが多く、精米しても取りのぞくことはできないので、精米後もお米を食べながら成長しお米に卵を産み付け繁殖するので未開封の米袋であっても保管状態によっては、虫がわくことがあります。また、「メイガ」の場合は、幼虫の状態で購入したお米の袋を簡単に食い破り侵入します。幼虫は、お米を食べながら約1ヶ月程度で成虫になり、また、お米に卵を産み付けます。
お米にわく害虫はこれ!
穀象虫(コクゾウムシ)
稲(米)を食い荒らす事から「米食い虫」の異名が付けられている害虫です。成虫は黒色で体長2~3.5㎜で、米粒の中に穴を開け、中に1個1個丁寧に卵を産むのが特徴です。多くの害虫が栄養成分が比較的高い玄米の糠(ぬか)の部分を好む中、穀象虫(コクゾウムシ)は白米を好む害虫です。体も小さいため、お米の貯蔵庫などに容易に侵入してしまいます。活動に関しては気温が18°C以下で活動が休止、23°C以上になると活発に活動します。産卵から成虫までの期間は約1ヶ月間と言われていて、メスは生涯の中で200個以上の卵を産むとされています。
メイガ(ノシメマダラメイガ、スジマダラメイガ、スジコナマダラメイガ)
シンクイムシ(芯喰い虫)と呼ばれる農業害虫です。幼虫時の体長は10mm-12mm。頭部は茶褐色、腹部は系統や環境により黄白色、淡赤色、淡緑色で、成虫時は体長7-8mmになり翅を広げると14mm位になります。頭部は紫赤色、腹部は灰白色、 前翅の基半分は淡黄色、灰褐色で仕切られたあと半分は赤褐色になります。害を与える品目として、玄米の場合幼虫はまず胚芽部次にぬか層を食べお米を白米化します。お米以外にも、穀類・小麦粉などの穀粉、油分の多い乾燥加工食品など様々な食物を好みます。お菓子やインスタント食品の袋を破って中に入り込み食べることもあり、食害された食品の表面に細かく糸を張り、覆ってしまうこともあります。
お米を害虫から守るために必要な対策
温度管理
お米につく虫は、 20℃以上で発生し、23℃以上になると活動・繁殖を始めます。 15℃以下になると活動が鈍り、増殖することができなくなるといわれておりますので、お米を害虫から守る対策で有効なのは温度管理を適切に行うことが重要です。また、お米は、貯蔵温度を10℃以下に下げることで、酸化する速度を半分近く遅らせることが出来て、常温で保存した場合と比較すると2倍も美味しさが持続できて、温度が低ければ低いほど品質保持効果も高くなります。

お米は、温度管理が重要ニャン!
湿度管理


温度管理と一緒に注意したいのが湿度です。お米にわく害虫は、温度と多湿の条件が揃うと発生してしまいます。適正な湿度は70%前後で管理が行えることです。適切な湿度管理はお米の結露防止にもなりますが、害虫対策以外にも、カビや臭いの発生を抑えることができます。
お米の害虫対策におすすめ保冷庫・保冷米びつ
お米を害虫から守れる条件をみたし、大量に保管できる保冷庫から家庭でも使いやすいおすすめ保冷米びつをご紹介します。
自宅で氷温米が作れる!お米の甘みがさらにアップ 玄米低温貯蔵庫(保冷庫) : 大人数の家族におすすめ(5~8人)


玄米を未凍結温度領域(0℃~-1℃)で、一定期間熟成させる事により、玄米に含まれるでんぷんを分解し、人間が甘みを感じるブドウ糖や果糖などの糖類を蓄えることで、美味しさを熟成させます。モードが「氷温モード」「玄米モード」「おこのみモード」の3モードから選択でき設定は、モード設定ボタンで選択するだけで自動管理できるので簡単です。
氷温モード
お米の保存時に氷温モードを選択するだけで、約40日間-1℃で保管し、おいしさを熟成させます。その後は適正温度(12℃)を管理しながら全自動運転で適正な温度管理をし鮮度を保持してくれます。
玄米モード
5℃~15℃で保管し玄米の保管に最適な温度環境に自動制御します。
※任意で温度調整可能。
おこのみモード
-5℃~15℃で保管し野菜の保管に最適な温度環境に自動制御します。
※任意で温度調整可能。
玄米用に開発された定番玄米専用 低温貯蔵庫(保冷庫):大人数の家族におすすめ(5~8人)


標準機能を全て搭載し、玄米用に開発された、コストパフォーマンスに優れた玄米専用低温貯蔵庫。モードは、「おまかせモード」「おこのみモード」の2モードから選択でき設定は、モード切替ボタンで選択するだけなので簡単です。
おまかせモード
庫内の温度を約12℃に保ちます。
おこのみモード
7℃から15℃の範囲でお好きな温度に設定できます。
※加温はできません。
コンパクトで高性能!設置場所を選ばない 玄米低温貯蔵庫(保冷庫):小人数の家族におすすめ(3~5人)


自慢のお米を一年中おいしくいただくために自宅でも低温貯蔵がおすすめです!高性能ながらコンパクト設計なので設置場所を選びません。玄米の保管に特化しているので操作はシンプルで簡単です。
特徴
・玄米の貯蔵に最適な庫内設定温度(5~16℃)
・高効率冷凍回路による競合他社に勝る省エネ力
・コンパクトで、どこにでも調和する設計デザイン
・排水が少ないドレンレス仕様(強制蒸発機能付)
・結露防止対策も万全、結露防止ヒーター内蔵
・冷却ユニットは安心の5年保証(本体は1年保証)
※南京錠用金具付き
※移動に便利なキャスター付き
※高さ調節アジャスター付き (調整幅:5㎜)
仕様
型番:HCR-06E
仕様タイプ:玄米30kgを6袋収納可能
最大外寸法:W600×D789×H1635mm
庫内有効寸法:W460×D670×H1200mm
製品質量:49kg
電源:単相100V
必要搬入口寸法:W700×H1220mm
※冷却装置5年間保障(本体は1年間保障)
高性能・高品質の日本製 長く安心して使用できる保冷米びつ:大人数の家族におすすめ(5~8人)


保冷米びつ「愛妻庫」(あいさいこ)は、高性能・高品質の日本製(国産)で、長く安心して使用できる保冷米びつとしてとても人気があり多くのお客様にご使用いただいているおすすめの米びつです。米びつ内を約15℃に冷却し精米後のお米の酸化を抑え白米の鮮度と美味しさを長持ちさせます。また、害虫やカビの発生も抑えられるので、防虫・防カビ対策としても安心し使用できます。愛妻庫の巾は、30cmとコンパクトでスリムです。さらに見た目はホワイト一色なのでシンプルでとてもおしゃれなので置き場所を選びません。
まとめ
| 商品 | 特徴 | 用途 |
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