7/29 MTG インドネシアリサーチ その2

インドネシア活動記録

YOUTUBEライブ配信 7/22 16時〜17時

7/29MTGプラスワイズのグローバルオンラインインターン

前回までの課題

・インドネシアのターゲット&動画構成を何パターンかに分けて考える。

アジェンダ

①インドネシアリサーチ結果
②梨とリンゴの輸出の歴史・ダイジェスト
③日本と海外の広告の違い
④動画作成におけるコンセプトメイキングの重要性
⑤次週の流れ

インドネシア リサーチ

⭐️訪日インドネシア人観光客(訪日ラボ
・訪日インドネシア人の女性は20代と30代、男性20から40代(30代中心)
・ハイシーズンは6月と12月、夏と冬が人気
・7-90日の長期来日が多い
・全体的に個別手配が多い
・約半数がリピーター
・一般庶民にも手が届くようになった訪日旅行
・旅マエに役立った情報源
  口コミサイト 31.1%
  動画サイト 30.1%
  SNS 23.3%
・新潟への訪問率3.3%(他国に比べると高い、雪・スキー。北海道も人気)

参考:海外向け日本フルーツPRサイト
https://www.japan-guide.com/e/e2347.html
https://the-way-of-japan.com/fruits/en/?noredirect=en_US
http://j-fruits.com/en/fruit/

⭐️日本と海外の広告の違い
①説明が長く、イメージ重視の日本。結果や内容を直球で説明する海外。(短く分かりやすくが良い)
②比較広告をほとんどしない日本。直接的に比較する海外。
③有名人を多用する日本。ギャラが安いため、有名人がほとんど出演しない海外。(主にアメリカ)
④全体的に明るめの映像の日本。暗めで、重厚感のある印象の海外。
⑤分かりやすい笑いの要素が散りばめられる日本。少し過激な、捻りのあるユーモアが評価される海外。

⭐️コンセプトメイキング
①和梨の価値を把握する。(僕たちが発信していきたい商品のことを詳しく知らないと、良いアイディアも浮かんでこない)
②動画を通じて、最終的に視聴者に「何を伝えたいのか?」を明確にする。(コンセプトメイキングができないと、視聴者に伝えるために必要な要素も明確化できない)

リンゴの輸出の歴史・現状

2002年1月中国と台湾がWTOに加盟し、台湾はリンゴの輸入割当制を廃止し自由貿易となったため順調に拡大の一途をたどった(2001年5522トン→2002年11213トン)

2003年日本産の輸出リンゴから重要害虫のモモシンクイガの生きた幼虫が発見され輸入禁止となる。(2003年14994トン→2004年10125トン)

2004年から輸出戦略を「青森県農林水産物輸出促進協議会」を中心に県の関係組織と一体で取組む。協議会は、県、全農青森県本部、青森県りんご商協連、青森県りんご輸出協会、青森県りんご対策協議会、市町村代表などのりんご関係団体中心。
日台2国間協議が続けられ、最終的に2006年2月に条件付き輸入再開となる。(2004年10125トン→2005年18083トン→2006年22318トン)
※多くの関係者による対策が必要になる。

検疫内容
1.選果梱包場生産園地の登録
2.防除記録の保管
3.梱包容器に施設コードを明記
4.台湾側検疫官による施設と園地の査察
5.輸入検査でモモシンクイガ発見時の措置
 1回目:該当権の輸入禁止
 2回目:日本全体の輸入禁止
※個人・法人だけでなく国と国の対策が必要になる。

2007年7月台湾政府は、残留農薬に対してポジティブリスト制を導入し、規制を強化した。台湾国内でリンゴの生産が少ないため使える農薬が少なく青森県で使える農薬の2/3は設定無しか日本より厳しい内容だった。規制に引っかかると厳しいペナルティがあることから農林水産省、農薬製造業者等を通じて基準値の緩和を働きかけ、後日順次基準値が設定された。(2007年23878トン)
※個人・法人だけではどうしようもない。

2011年3月福島原発の事故により輸出や商談がキャンセルされた。消費者による買い控えもおこった。放射線モニタリングを農協などでおこない。県のホームページには毎週結果を公表した。台湾関係者には定期的にメールを配信し安全性を発信した。台湾関係者の招致や知事をトップとした台湾でのミッション。台湾のTVCMなど数多くの取り組みが行われた。
(2010年15912トン→2011年8459トン→2012年13214トン→2013年16526トン)
※多くのリンゴ関係者の努力の結果、青森りんごの信頼は大きく回復した。

議事録

①そんなに輸出は簡単じゃ無いぞ。。多くの方の協力によって輸出が成り立つ。
②和梨の動画によって視聴者にどういう行動をさせたいか?によって動画の構成が変わってくる。
③実現性がある動画構成はどこにあるのか?を念頭におく。
④インバウンド向けに和梨を認知させる。日本に来てもらうためのきっかけを作る。

次週の課題

①和梨の種類&味&出荷量をリサーチ。
②日本に来てるインドネシア人の属性と行動をリサーチ。
③インドネシアのイスラム文化をリサーチ。

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